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今年のたんかん、糖度高く 奄美群島品評会 「全体的に高品質」

2階級に58点が出品された2021年度奄美群島たんかん品評会(提供写真)=8日、鹿児島県奄美市名瀬

 2021年度奄美群島たんかん品評会(奄美群島農政推進協議会主催)が8日、鹿児島県奄美市名瀬の県土地改良事業団体連合会大島事務所であった。奄美大島、喜界島、徳之島から58点の出品があり、L階級は奄美市名瀬のカイセイ、2L階級は大和村の玉野公和さんのタンカンがそれぞれ金賞に選ばれた。主催団体によると、両階級とも前年より糖度が高く「全体的に高品質」に仕上がっているという。

 品評会は農家の生産意欲向上と、高品質果実生産の推進による銘柄確立などが目的。市場での需要が高いL(直径67~72ミリ)、2L(同73~80ミリ)の2階級を対象に行われた。

 出品数は前年度より7点多く、島別は奄美大島42点(L22点、2L20点)、喜界島2点(L、2L各1点)、徳之島14点(L6点、2L8点)。

 審査は審査委員長の尾松直志・県農業開発総合センター大島支場長ら5人が務め、玉ぞろいや着色、糖度、酸度などを確認した。

 糖度はL階級で平均12・3度(前年度比0・6度高)、最高13・5度(同0・9度高)、2L階級で平均11・9度(同0・5度高)、最高13・3度(同0・8度高)。酸度も程よい状態だった。

 尾松支場長は「生産量は平年より少なめだが、品質は10月後半以降、低温で推移したことで着色が良好なことに加え、例年より高糖度の仕上がりになっているようだ」と講評した。

 今年は新型コロナウイルスの感染対策として審査は関係者のみで行った。9日に各階級の受賞品を県大島支庁本館2階に展示した。

 金賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)  【L階級】▽銀賞 松本幸徳(徳之島町)▽銅賞 古俣文喜(瀬戸内町)  【2L階級】▽銀賞 古俣文喜▽銅賞 カイセイ  【審査員特別長】高岡果樹園(喜界町)  【奨励賞】田中幹雄(奄美市)

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