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「夢舞台楽しんだ」 神奈川大の有村選手(与論町出身) 箱根駅伝に初出場

表敬訪問で与論町役場を訪れた有村選手=6日、同町

 鹿児島県与論町出身で神奈川大学3年の有村祐亮(21)が3日、第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)にアンカーとして出走した。同町出身者の箱根駅伝出場は初めて。6日に町役場を訪れ出走を報告した有村は「夢の舞台で走れて楽しかった。与論島に元気を与えられる走りができた」と胸を張った。

 同町茶花出身の有村は、与論中3年で陸上を始め、鹿児島城西高校に進学。全国高校駅伝への出場経験もある。

 神奈川大に進んでからは、けがの影響などで思うように練習ができず伸び悩んでいたが、昨年12月の記録会で10キロを29分29秒で走り、高校3年時の自己記録を1分以上更新して箱根駅伝出場を手繰り寄せた。

 「長い距離を一定のペースで走る力が自分の持ち味」と話す有村。箱根駅伝では、最終10区23㌔を区間9位の1時間10分27秒で走り、チーム順位を一つ上げ総合12位でゴールした。

 大会については「区間10位以内を目標にしていたので最低限の走りはできた」と振り返り、「大学4年は集大成の1年。来年も箱根駅伝を走れるようにしっかり練習を頑張りたい」と意気込んだ。

 故郷の与論町の人々には「自分の出走をきっかけに、陸上に興味を持つ人が増えたらうれしい」と笑顔で話した。

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