リュウキュウツチトリモチ開花 「森の小人」季節を彩る きょう冬至
地中からかわいらしい姿をのぞかせたリュウキュウツチトリモチ=21日午前、バンナ公園
きょう22日は二十四節気の一つ「冬至」。北半球ではこの日が一年の内で最も日の出から日没までの時間が短い。毎年、冬至のころからクリスマスにかけては厳しい寒波が襲来。寒い日が数日続くため、沖縄では「冬至寒」(トゥンジービーサ)と呼ばれる。
バンナ公園内の雑木林では、冬の到来を告げる植物のリュウキュウツチトリモチの開花がピークを迎えている。暗い林床で群れるように広がる姿は「森の小人」などと形容される。
リュウキュウツチトリモチは、沖縄本島や先島諸島に分布。キノコのように見えるがクロヨナやリュウキュウガキ、オオバギの根に寄生する寄生植物で沖縄県の準絶滅危惧種に指定されている。
沖縄気象台によると向こう1週間は、気圧の谷や寒気の影響で曇りの日が多く、期間の前半は雨の降るところがあり、25日から27日ごろは風が強まり、海上はしける。
最高気温と最低気温は期間の前半は平年並みか平年より高く後半は平年より低い見込み。
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