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コロナ収束に願い込め 鶴岡「だるま市」 2年ぶりにぎわう

 鶴岡市本町二丁目の七日町観音堂境内で17日、恒例の「だるま市」が開かれた。コロナ禍の影響で露店が出るのは2年ぶりとあって、雨が降る中、開運を求める大勢の人でにぎわった。

だるまを買い求める人でにぎわった鶴岡・七日町観音堂のだるま市=17日午前

 観音堂は、現在は同市砂田町にあり、鉄龍海上人の即身仏で知られる真言宗・南岳寺の境内にあった。1956(昭和31)年の火災で寺は焼失、砂田町に移転したが、本尊の聖観世音菩薩像は焼け残り、そのままお堂に安置されている。だるま市は本尊の縁日「観音様のお歳夜(としや)」に合わせ、かつて周囲にあった遊郭の女性が願を掛けたことに始まる、といった言い伝えも残っている。

 今年は、境内にだるまや熊手など縁起物を売る3店をはじめ、約10店の露店が並んだ。古いだるまやお札を持った参拝者が次々に訪れ、お堂で焼却祈祷を申し込んだ後、露店で新しいだるまを買い求めていた。

 毎年だるまを買いに来ているという同市道田町の自営業、五十嵐仁さん(80)は「今年は特に、コロナが早く終わってほしいという願いを込めた。観光で人が大勢動いたり、景気が良くなってほしい」と話した。

 お堂の関係者によると、昨年はコロナの影響で、お札類の焼却祈祷は受け付けたが、露店は出なかった。「例年より少なめだが、2年ぶりの露店でにぎわい、うれしい」と話した。

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