大学生が小学校でSDGsの出前授業 宇部
学生自作のすごろくを楽しむ児童(西岐波小で)
西岐波小(田辺靖啓校長)で16日、4年生99人を対象とした梅光学院大3年生による出前授業が行われた。学生たちは自作したすごろくなどを使ってSDGs(持続可能な開発目標)の目的などを児童に教えた。 同大では、3年生の授業でパートナー企業と連携し、社会的課題の解決を目指すPBL(課題解決型学習)のゼミを開いている。入江香都子ゼミの16人は4月から、宇部市西岐波柳ケ瀬のぎじろくセンター(白井義美社長)とプロジェクトを立ち上げ、宇部市のSDGsの取り組みをテーマに出前授業を計画。同社近くの西岐波小で行うことになった。 ゼミ生は3グループに分かれ、3クラスで授業を実施。できるだけ児童が分かりやすい言葉での説明を心掛け、SDGsとは環境問題、戦争などを要因とした不平等を解決するために掲げられた目標で、17のゴールがあると示した。 さらに、ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」、ゴール7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」については、宇部市が進めてきた政策と絡めて説明した。 市の地図を活用して作ったSDGsすごろくは、5~6人の班で行い、学生が考えた80問のクイズを解きながらゴールを目指し、SDGsについて考えた。
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