シロテテナガザルの赤ちゃんが誕生 ときわ動物園
メロンに抱かれる赤ちゃん(ときわ動物園で)
宇部市のときわ動物園(多々良成紀園長)で、シロテテナガザルの赤ちゃんが誕生した。小さい手で母親のおなかにしがみつき、愛くるしい表情を見せている。 雄のゴロウ(21)と雌のメロン(22)の子どもで、出産は7回目。同園には兄のマロン(8)がいる。一般的に妊娠期間は約200日といわれるが、メロンは普段からぽっちゃり体形であるため、周囲は身ごもっていることに気付かなかったという。 赤ちゃんは性別不明。11月21日の朝に生まれているのを担当飼育員の大田早月さん(30)が確認した。現在は家族3匹一緒にバックヤードで生活。授乳する姿をゴロウが見守るなど、仲むつまじく過ごしている。 大田さんは「初日からトラブルも無く子育てに励んでおり、母子の健康状態は良好。バックヤードで飼育しているので、今後はブログや公式SNSで成長の過程を紹介できれば」と語った。 シロテテナガザルは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定。同園では12匹と国内最多飼育数となっている。 開園時間は午前9時半~午後5時。
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