スマホで年賀状づくり 個性的なはがき完成 波照間婦人会

スマホのアプリを使った年賀状作りを行った波照間婦人会の会員ら=9日、介護施設すむづれの家
【波照間】波照間婦人会(前野ゆかり会長)教養部は9日、介護施設すむづれの家で田盛佳世部長を講師に「スマホのアプリで年賀状作りに挑戦!」と題し、講習会を行った。
スマホを利用し各自でメールアドレスとパスワードを入力し、アプリをダウンロード。田盛部長がデザインを決めたり、写真・イラストを貼りつけたりする作業の流れをスクリーンミラーリング技術で説明した。
会員全員、初めての挑戦で、写真の切り抜きや必要部分のトリミングなどを試行錯誤しながら、令和4年、干支の寅年に向けて個性的な年賀状を完成させた。
印刷されたはがきを手に会員は「スマホでいろんなアプリを使って作れることを知り勉強になった」「デジタル化に弱いが、初めて年賀状を作ることができ、とても楽しい時間が過ごせた」「写真のトリミングを学べて良かった。人物を切り取ってデザインし、好きなスタンプを使って1枚の年賀はがきを作ることができて良かった」と、それぞれの家族や遠方に居る孫の写真入りの出来上がりを見せ合いながら、感想を述べた。

スマホのアプリを使い年賀状作りに取り組む波照間婦人会の会員ら=9日、介護施設すむづれの家
講師の田盛部長は、「初めてスマホのアプリで年賀状に挑戦したが、皆さんの素朴な疑問が、私の糧となっている」と一日講師の器量をみせた。
婦人会年間活動には、おしゃれなカゴづくりやマスコットづくり、11月には短時間でも中学生との交流を深めようとwithグラウンドゴルフを計画している。(波照間通信員)
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