突然変異や個性的な50株 「世界を旅する植物館」でサボテン展【宇部】

珍しいサボテンが並ぶ会場(世界を旅する植物館で)
宇部市のときわミュージアム「世界を旅する植物館」で、カクタスエキシビションが開かれている。風変わりな姿形で人気の高いサボテンなど約50株を並べている。17日まで。 普段はバックヤードで栽培する珍しいサボテンを、期間限定で市民に見てもらおうと企画。市ときわ公園企画課植物管理職員の越智大吾主任とスタッフの中塚壽さんが日々の世話をしている。 直径2センチほどの丸いサボテンが密集した「一寸法師」、ユニークな球体が特徴の「黒王丸」、厚い葉が放射状に広がる「象牙牡丹」などさまざま。西部劇などでおなじみの柱サボテンの王様「弁慶柱」は約90センチほどの高さがあり、特別展示室の中でもひときわ存在感を放っている。 同課職員の児玉麻美さんは「金鯱(キンシャチ)が突然変異した珍しい品種やフォルムが個性的なものなど多彩。いろんな角度から見て楽しんでもらえれば」と来館を呼び掛けている。 時間は午前9時半~午後5時(最終入館4時半)。火曜日は休み。
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