全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

太鼓と尺八普賢堂に響く 諏訪市の仏法紹隆寺

仏法紹隆寺の普賢堂に安置されている普賢菩薩騎象像に演奏を奉納する山本麻琴さん(右)とアルスヴィン・ラモスさん

 御諏訪太鼓を伝承する太鼓打師の山本麻琴さん(36)=岡谷市神明町=と、神奈川県生まれでカナダ在住の尺八奏者アルスヴィン・ラモスさん(48)が17日、諏訪市四賀の仏法紹隆寺で奉納公演「太鼓と尺八の響き」を行った。「諏訪大明神本地仏 普賢菩薩騎象像」が安置されている同寺の普賢堂を舞台に、躍動感あふれる演奏を披露した。

 約80人が来場し、太鼓と尺八の共演を楽しんだ。2人は「阿修羅」など4曲を奏で、時に力強く、時にリズミカルで軽快な音色を響かせた。ラモスさんの独奏のほか、カナダ、スイスなど4カ国から日本を訪れているラモスさんの尺八仲間6人や、同寺の岩崎宥全副住職らお経のコンサートを開いているグループのメンバー3人の友情出演もあり、多彩に繰り広げた。

 御諏訪太鼓は古くから諏訪大社に伝わる神楽太鼓とされ、江戸時代末期まで諏訪大明神の本来の姿としてあがめられた普賢菩薩騎象像に演奏を奉納したいと、山本さんは今回の公演を企画。親交のあるラモスさんが2年に1度、日本の寺院や神社などを巡っている「尺八巡礼」で来日した機会に合わせて共演した。

 演奏後、山本さんは「諏訪大明神に演奏をささげることができ、神聖な気持ちになった」と話した。日本の文化や宗教に興味を持っているというラモスさんは「感動した」と笑顔だった。

関連記事

芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施

 芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...

荘内日報社

酒田港 基地港湾に指定

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...

宇部日報社

地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..

 「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...

「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク