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食物アレルギー対応ツアー

石垣島で行われた食物アレルギーに対応したツアーで、昼食をとる参加者ら=2日午後、ビーチホテルサンシャイン石垣島

 食物アレルギーを持つ人とその家族を対象にした郡内初のツアー「JAL・JTAで行く、食物アレルギー対応ツアーin石垣島」が、1日から3日の2泊3日の日程で行われている。ツアー2日目の2日、参加した14家族36人は午前中に観光を楽しんだ後、宿泊先のビーチホテルサンシャイン石垣島(赤城陽子総支配人)へ戻り、アレルギー物質が取り除かれたホテルの昼食を思う存分に堪能した。  JALグループは、同様のツアーを2010年から行っており、県内では4回目。次に行きたい地に先島を挙げる参加者の声が多かったことから、郡内外の関係者の協力で実現した。  この日の昼食はビュッフェ形式で、サラダやパスタ、デザートなど10品以上が並んだ。全員で席につき、「いただきます!」と元気な声であいさつした子どもたちが一斉にごちそうを目掛けて列をつくった。  卵や小麦粉、牛乳などにアレルギーを持つ渡部浩成君(12)=新潟=は「空揚げ、パッションゼリー、刺し身」とおいしかったものを次々と挙げ、「イルカと触れ合って、川平湾や水牛車も楽しかった。海やプールで泳ぎたい」と満足げ。  小麦などのほかに、最近ナッツにもアレルギーが見つかったという飯田瑛介君(5)=栃木=は「(県産鶏の)空揚げをいっぱい食べた。イルカが楽しかった。また来たい」と、真っ赤に日焼けした顔をみせた。母親の路代さんは「外食も、(材料について)いちいち気にするとお店に申し訳なくて聞けない。幼稚園でも一人だけ弁当でみんなと違うのが当たり前。何も気にせずに周りと同じものを食べられてありがたい」とリラックスした表情で話した。  メニューの作成や調理を協力した八重山調理師会の川平展史会長は「『いただきます』の声を厨房(ちゅうぼう)で聞いて涙が出た。限られた食材で調理法を考えながら作ることができた。今後に生かしたい」と振り返った。

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