八王子市の給食にホッキカレー、姉妹都市を「食べて」支援
苫小牧市の姉妹都市・東京都八王子市で22日、苫小牧産ホッキ貝を使ったホッキカレーの学校給食がスタートした。29日までに全小中学校107校でホッキ約1・2トン、約3万8000食が提供される予定。食べた児童は「また食べたい」「甘くてコリコリしている」と喜んだ。

ホッキカレーを味わう児童(八王子市教委提供)
新型コロナウイルス禍で苦境にある姉妹都市の産業を支援しようと、八王子市教育委員会が国の補助事業を使って食材を購入し、学校給食にしている。苫小牧漁業協同組合と加工業マルゼン食品が協力した。
八王子上柚木小学校では、児童がホッキをふんだんに使ったカレーを味わい、「いつものカレーがレベルアップした」と大喜び。同市教委は「おいしく食べながら、両市のつながりや苫小牧のホッキを守る取り組みを学ぶ食育の機会になった。今後も工夫しながら姉妹都市の食材を使っていきたい」と話している。
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