ごみを拾いながら歩く参加者たち（縄地ケ鼻海岸で）

　山陽小野田市快適環境づくり協議会（岡本志俊会長）と市自治会連合会（同会長）主催の漂着物回収清掃作業は１日、縄地ケ鼻海岸で行われた。高泊校区の各種団体、各自治会長ら１１０人が参加し、流木やプラスチックごみなどを拾ってきれいにした。 　 　両会は年に１度、海岸ごみの回収活動を実施。縄地ケ鼻、津布田、焼野を順番に清掃しており、今回で１７回目。 　 　作業の前に岡本会長は「快適な環境づくりを推進する取り組みの一環として、活動に協力して」と呼び掛け。参加者たちは、約４００メートルの範囲に散らばって空き缶や空き瓶などを拾い集めた。 　 　約１時間の作業で１５０キロのごみや流木を回収した。市環境課生活衛生係の山根和之係長は「環境問題で取り沙汰されるマイクロプラスチックは、最終的に海岸に漂着する。身近なところからごみを減らすように努めてほしい」と話した。