第１泳者から第２泳者に引き継ぐ宇部

　県高校総体が２２日、水泳競技で開幕した。６月１３日までに全３２競技があり、県内の７６校から８６１８人の選手が出場。全国高校総体（インターハイ）を目指して熱戦が繰り広げられる。 　 　水泳は山口市阿知須のきらら博記念公園水泳プールが会場で、２２日は男女の１０種目、２３日は７種目が行われる。 　 　開会式では、高体連水泳専門部の山崎啓道専門部長が「コロナ禍の中、保護者など関係者に見ていただくことはできないが、しっかり泳ぎ立派な成績を」と激励。選手を代表し、西京高の岡谷開翔主将が「大会が開催されることに感謝し、全力で泳ぎ切る」と宣誓した。 　 　オープニング競技は男子の４００メートルメドレーリレー予選。１１校が午後の決勝への切符をかけて出場し、各校４人の泳者が少しでもチームのタイムを縮めようとベストを尽くした。 　 　コロナ対策で、関係者以外は入場できない無観客試合で行われた。