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宇部日報社

希望のあすへ、聖火走る

スタートする宮本さん(14日午前8時35分、市野球場で)

 東京2020五輪聖火リレーは14日、宇部市をスタートし、県西部の5市を巡るコースで行われている。聖火は午前8時35分に恩田運動公園野球場(市野球場)を出発。ゴールの萩市・萩中央公園には午後7時59分に到着予定。                      出発地点の市野球場では8時18分から式典が行われた。UBE FIRE MUSIC CLUBと宇部太鼓の演奏で開幕。篠﨑圭二市長は「市制100周年の節目の年に、市民の思いを乗せて、聖火ランナーは市内を走り抜け、希望の道を照らし出してくれると確信している。ゴールまで聖火をつないでほしい」とあいさつした。

 第1走者は宮本郁美さん(30)。当初は市出身の女優・西村知美さん(50)が予定されていたが、コロナ感染拡大防止を理由に辞退したため、2走を務める予定だった宮本さんが急きょ、1走を兼ねることになった。篠﨑市長が宮本さんの持つトーチに聖火を点火し、スタートすると、来場した300人から拍手が湧き起こった。

 コースの沿道には、57年ぶりに市内を走る聖火を一目見ようと、多くの人が並んだ。ボランティアスタッフは、密にならないように声を掛け、感染予防対策を訴えていた。    開1丁目の大学生、内山駿作さん(23)は、せっかく日本であるので見ておきたいと友人と市野球場へ。「演奏は迫力があった。聖火リレーも思ったより明るくて良かった。何らかの形で五輪を開催してほしい」と話していた。芝中町の田中志麻さん(52)は「大勢の人の協力でリレーが成り立っていることに感動した。一人一人の感染拡大防止への協力が五輪の開催につながる」と述べた。    前回の聖火リレーも見たという野原2丁目の藤沢桂子さん(83)は「2回も見られるのを楽しみにしてきた。第1走者は元気で良い走りだった」と感想。常盤公園そばの沿道で1時間前から待っていた野中5丁目の伊藤加世子さん(74)は「すごく感動した。スポンサーのパレードも楽しかった」と笑顔だった。

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