こいのぼり千匹 悠々と 地域へ元気届けたい 奄美市名瀬の新川

新川に掲げられた約千匹のこいのぼり=25日、鹿児島県奄美市名瀬
端午の節句(5月5日)を前に25日、鹿児島県奄美市名瀬を流れる新川の上空を、こいのぼりが悠々と泳ぎ始めた。長引くコロナ禍で、恒例のこどもまつりは今年も中止。地域へ元気を届けるため、主催者側は「遊泳大作戦」と銘打ち、例年より多い約1000匹を掲げた。
奄美地区地域支え合い協議体(重井英二代表)と新川ふれあい館運営協議会(當弘道会長)が主催し、市内の学校や各種施設、事業者、地元自治会などが協力。総勢約500人がこいのぼりを作り、主催2団体の関係者ら約30人で設置作業に当たった。
同協議体の重井代表(66)は「医療従事者ら働く人や学生など、1人でも多くの人に見てもらい、元気や勇気を届けることができればうれしい」と語った。こいのぼりは5月9日ごろまで、大島高校前から県病院前までの約1キロ区間に掲げられている。
関連記事
地酒で地域の魅力発信 来月31日「初夏の呑みあるき」 長野県伊那市
長野県伊那谷の地酒を味わう第28回「信州伊那街道初夏の呑みあるき」(実行委員会主催)が5月31日午後3時30分から伊那市のセントラルパーク、いなっせ北側広場、通り町商店街で開かれる。辰野町から飯田...
日本酒飲んで復興後押し 酔仙酒造・陸前高田市を応援する会 苫小牧
東日本大震災で津波被害を受けた岩手県陸前高田市と同市の酒造会社・酔仙酒造を支援する「酔仙酒造・陸前高田市を応援する会」(岡部喜代司、加藤孝治共同代表)が21日、苫小牧市住吉町のアールベルアンジェ...
500人大合唱、団員募る 帯広三条高が秋の110周年式典向け
帯広三条高校の110周年記念協賛会(松本健春会長)は、記念式典(10月18日・帯広市民文化ホール)で同窓生ら総勢500人による大合唱を披露する音楽会を開く。7月頃まで記念合唱団員を募集している。 ...
理大生が国連シンポジウムで大役 日本の薬乱防止活動を発信【山陽小野田】
山口東京理科大薬学部6年の田苗悠華里さんと梶本莉世さんが今春、オーストリアのウィーンで開かれた第68回国連麻薬委員会(CND)のシンポジウムに参加し、日本の薬学生の立場で薬物乱用防止活動の重...