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長野日報社

故郷の南箕輪村にトーチ貸し出し 聖火ランナー森下さん

聖火リレーで使用したトーチを藤城栄文村長に手渡した森下美沙さん(左)

 子どもたちに夢を持ってもらいたい―。今月上旬に県内で行われた東京五輪の聖火リレーで、聖火ランナーを務めた森下(旧姓杉江)美沙さん(27)=東京都練馬区=が22日、リレーで使用したトーチを出身地の南箕輪村に貸し出した。借り受けた村は「紹介する形を整えたい」として、小中学生らに公開する予定だ。

 同村沢尻出身の森下さんは、2019年3月に難病の「ギランバレー症候群」を発症。1カ月を超える入院、リハビリを経て職場復帰を果たし、走れるまでに回復した。5歳からクラシックバレエを習い、中学、高校時代には並行して陸上にも取り組んでいたといい、「同じ病気で苦しんでいる人たちに勇気や元気を与え、健康やスポーツの大切さを知ってもらいたい」と聖火ランナーに応募した。

 新型コロナウイルスの影響で大会が1年延期となった間に、結婚と出産を経験。4月2日、木曽郡南木曽町で聖火ランナーの大役を務めた。里帰り出産で現在も村内の実家に滞在している森下さんは、今年1月に生まれた長男とともに来庁。「あっという間だったが、楽しく走れた。子どもたちに実際に触ってもらい、五輪への夢を持ってほしい」などと述べ、トーチを手渡した。受け取った藤城栄文村長は「五輪は世界的なイベント。子どもたちに夢を与える機会をいただき、大変ありがたい」と感謝を伝えた。

 森下さんは、トーチのほか聖火ランナーのユニホームも貸し出した。村は村内小中学校を巡回する形で児童生徒に見てもらうほか、村役場などへの展示も検討している。

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