正月飾りの競り 宇部市中央卸売市場

正月用飾りを競り落とす業者ら(市中央卸売市場で)
山口県宇部市西平原4丁目の市中央卸売市場(青果市場)では26日、正月用飾りの競りが行われ、大小さまざまな輪飾りが取引された。競りには、小売業者や個人商店の経営者ら約50人が参加し、午前7時50分に開始。競り人の威勢の良い掛け声に合わせて、値段や数量を独特の指のサインで表し、競り落としていった。
取引された飾りは、近郊の生産者による手作り。エビや扇、ミカンなどを飾った豪華な大輪や、わらとウラジロによるシンプルな物など、幅広い商品が取り扱われた。正月餅に敷くウラジロやユズリハも並んだ。競りは、約25分で終了した。市場関係者によると、正月用飾りの需要はそれほど下がっていないが、生産者の高齢化に伴い、競りに掛けられた飾りは例年の半分程度という。主に市内のスーパーや商店などで販売される。
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