全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

松ケ岡開墾150年祝う

 明治維新後の1872(明治5)年に旧庄内藩士が山野を耕し、桑園を整備して養蚕を興した松ケ岡開墾(鶴岡市羽黒町松ケ岡)150年を祝う記念事業開始式が7日、国指定史跡・松ケ岡開墾場の本陣で行われた。開墾を基に鶴岡は国内最北限の絹産地として発達し、絹産業は鶴岡・庄内の近代化と発展に大きく寄与した。開始式には、松ケ岡地区に住む「開墾士」の子孫らが出席し、先人の労苦に思いを馳せるとともに、関係者が記念事業の成功に向けて気勢を上げた。

 松ケ岡開墾では、旧庄内藩士約3000人が山野を切り開いて桑畑や大蚕室群を整備。開墾士の末裔(まつえい)らが地縁団体・松ケ岡開墾場(堀誠理事長)をつくり、開墾精神とともに多様な伝統を守り伝えている。

 開始式に先立ち、毎年4月7日に地縁団体が行っている開墾記念日の開墾式があり、旧庄内藩主酒井忠篤(ただずみ)、西郷隆盛、菅実秀の創業の3先人をまつった祭壇に拝礼。総長で酒井家第18代当主の酒井忠久さんが「先人の意志と人のネットワークで150年の歴史が続いてきた。不易流行の通り、根本を大切に守りながらも時代に合った物事を取り入れ、ますます発展することを祈念する」とあいさつした。

 本陣には開墾記念日にだけ公開される、忠篤公書「気節凌霜天地知(きせつりょうそうてんちしる)」が掲げられた。西郷隆盛が開墾士たちに贈った言葉で、これを盛り込んだ「松ケ岡開墾場綱領」を唱和した。

 記念事業開始式は地縁団体と鶴岡市が開き、関係者約40人が出席。酒井総長と皆川治市長があいさつ。堀理事長から皆川市長に「松ケ岡開墾百五十年」ののぼり旗が渡され、「エイ、エイ、オー」の合図に合わせて出席者が拳を突き上げた。開墾場の松ケ岡開墾記念館(1番蚕室)では、旧庄内藩士で開墾事業と開墾場経営に携わった黒崎研堂の企画展を開催(来年3月末まで)。開始式に続いて酒井総長による説明会が開かれた。

 記念事業では、満開となった桜のライトアップ、9月には鶴岡シルク発祥の地トークイベントやクラフトフェスタなどを予定。地縁団体の松ケ岡開墾場は11月に記念式典と講演会、祝賀会を開催するほか、記念誌の出版、里山整備なども計画している。

創業150年開墾記念日の開墾式で拝礼する酒井総長ら

開墾150年記念事業開始式で、成功を祈って気勢を上げた出席者=松ケ岡開墾場・本陣

関連記事

紀伊民報社

江戸時代の錫杖? 児童が河原で見つける

 和歌山県田辺市龍神村湯ノ又の河原で地元の小学生2人が、僧侶が行脚する時に用いる仏具「錫杖(しゃくじょう)」の一部が落ちているのを見つけた。形状や傷み具合などから、江戸時代に作られたものと推測さ...

市協働・男女平等参画室 性の多様性を理解する職員に 「アライバッジ」配布

苫小牧市協働・男女平等参画室は、性的少数者への理解と支援の意志を持つ市職員に対し、支援者を意味する「ALLY(アライ)バッジ」を配布する取り組みを始めた。バッジを名札などに付けて「アライ」であるこ...

荘内日報社

常に学びの心忘れず努力(荘内看護専門学校)
入学20人看護の道目指し決意

 鶴岡市立荘内看護専門学校(鈴木聡校長)の入学式が15日、市立荘内病院講堂で行われ、第48回生の20人が看護の道を目指し、勉学に励む決意を新たにした。  1950年に創立され、3年制で看護師国家資格の...

宇部日報社

常盤公園でボタン見頃 昨年より早く 大ぶりで艶やか【宇部】

 常盤公園でボタンが見頃を迎えている。昨年より10日ほど早く開花。ぼたん苑では約100品種、250株が咲き誇り、ふくいくとした香りを漂わせている。    鮮やかなピンク色の「紅輝獅子」、純白の「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク