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釧路新聞社

クレインズ、平均来場者数は微減【釧路】

 

コロナ禍にあってもクレインズの応援に駆け付けたファン(1月17日、ひがし北海道クレインズアイスアリーナ)

アジアリーグアイスホッケージャパンカップ2020は、新型コロナウイルス感染拡大の影響をまともに受け、試合日程の変更、中止が相次いだ。ひがし北海道クレインズも、観客を入れたホームゲームを例年の半分以下の8試合しか組めず、損害を被った。ただ、平均来場者数は902人で、前年比微減で抑えた。

 ジャパンカップは国内5チームによるリーグ戦で、例年より1カ月以上遅れの2020年10月10日に開幕した。当初、5チーム8回戦総当たり、全80試合(1チーム32試合)を予定していたが、国の新型コロナウイルス感染症対策によって、20年12月末から21年3月初めにかけて大幅な日程調整を余儀なくされ、最終的には52試合(うち2試合は無観客)でシーズンを終了した。

 クレインズは22試合(うち2試合は辞退)に臨み、本拠地ひがし北海道クレインズアイスアリーナでのホームゲームは10試合を戦った。1月9、10両日の栃木日光アイスバックス戦は、リーグ初の無観客で行ったため、実際には8試合としてみると、釧路開催の来場者総数は7213人、平均来場者数は5チーム中2位の902人(前年比114人減)だった。各チームがコロナ禍で集客に苦戦する中、地元ファンが観戦し底堅さを示した。

 12月に全日本選手権を制し初のビッグタイトルを獲得したクレインズは、地元カードが続く年末年始に誘客イベントを用意していたが、首都圏での感染者急増、緊急事態宣言の発令で全て頓挫。栃木日光との無観客試合2試合に加え、平時であれば最も誘客が見込める1月16、17両日の王子イーグルス戦も道内客限定での開催で振るわなかった。さらに、12月26、27両日の横浜グリッツ戦は延期から一転して中止に。釧路での初戦は来季以降に持ち越しとなった。

 コロナ禍で``戦う機会、、を奪われたクレインズは、不完全燃焼のまま3位に沈んだ。池田一騎主将(28)は「選手にとってはモチベーションを維持するのが大変で、チームをまとめるのも難しかった。特に、公式戦の中止が続き、自分たちではどうしようもない理由でリーグ制覇の目標がなくなり、目の前の試合だけに集中するのは厳しかった」と振り返った。一方で、ホームゲームの来場者数が堅調だったことについては「多くのファン、スポンサーの制約が掛かる状況で、アリーナに来て応援してくれた。大きな力になった。来季もプロアイスホッケー選手として楽しませられるよう準備する」と感謝し、健闘を誓った。

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