交通安全かかし作り 道路に設置し呼び掛け 古見美原子ども会
地域の交通安全を願いかかしを作った古見美原子ども会の会員ら
【西表】このほど古見美原子ども会が交通安全かかし作りを行った。これまで新盛基代さんが自作のかかしを集落内の県道南風見白浜線沿いに設置して来たが、今回、竹富町社会福祉協議会(大城正明会長)の「結いのまちづくり活動助成事業」を活用。新盛さんを講師に、通学路でもある地域の交通事故防止対策に子どもたちが取り組んだ。
ワイヤとペットボトルを用いた大先輩のかかしアイデアに皆びっくり。骨組みの基礎となる木材をのこぎりで切ったり、ペットボトルにドリルで穴をあけたり、ワイヤを切ったり、みんなで作業を分担して仕上げて行った。
ワイヤにペットボトルを通していくとみごとに人間の形になり、持ち寄った服を着せると愛着も湧いてきて肩組をしてみたり。完成した4体のかかしは子ども会メンバーのようで大満足。今後は看板も設置し交通安全を呼び掛けて行くことにしている。
集落内の法定速30㌔を守る車を追い越しする危険な運転が見られるなど、見通しの良い古見小前の直線道路でのスピード超過から子どもを巻き込んだ事故につながらないかと心配されており、集落入り口にかかしを設置することでスピードを落としてもらえることを願っている。(山城まゆみ東部通信員)
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