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宇部日報社

山口市阿知須でひなもんの展示

鮮やかな色のひなもんを眺める来場者(阿知須いぐらの館で)

 ちりめんや古布で作った「ひなもん」の展示が、山口市阿知須の「いぐらの館」で開かれている。つるし飾りや細工物など春をイメージした色を組み合わせた約800点が、来場者を楽しませている。阿知須のひなもんまつり&ぷち街角ぎゃらり~実行委員会(今津太一会長)主催。3月2日まで。

 緒方勝子さん(85)と藤本慶子さん(83)が代表を務める、阿知須商工会ひなもん教室のメンバーなど3グループ約30人が出品。まりや金魚、人形を一列につるした作品や、えと、花、お節料理などひな飾りに合うようにと手掛けた作品が並ぶ。1点に5~10色の布を組み合わせて手作りするため、出来上がりの配色は特にこだわっている。

 藤本さんは「いぐらの館や周りの街並みで、ひなもんが一層華やかになっている。ぜひ見てほしい」と話した。

 また、阿知須小3年生が制作した100点も飾っている。

 入場無料。時間は午前10時~午後4時。水・木曜日は休館。

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