「沖夢紫」で干し芋づくり 八重農アグリフード科 廃棄ゼロ貢献レシピに期待

同校産「沖夢紫」で干し芋を作った八重山農林高校アグリフード科の3年生ら=8日午後、同校
八重山農林高校アグリフード科3年生らは8日午後、同校産の「沖夢紫」約15㌔を材料に、干し芋を作った。従来、規格外の芋は家畜の飼料にしていたが、干し芋ならサイズに関わらず全てを加工に回せるため、廃棄ゼロに貢献するレシピとして期待がかかる。
湿気の多い八重山では天日干しによる乾燥が難しいため、同校では乾燥工程にオーブンを使用。140度の熱で40分蒸し焼きしたあと、80度の熱で3時間乾燥させた。
焼き上がりを試食した小濵恋花さん(18)は「ほくほくしてやわらかな食感。甘くておいしい」と感想。「今まで紅芋を使った八重農の加工品は紅芋ペーストのねじりパンがあったけど、紅芋単体で作れるものは初めて。早く地域の皆さんにも食べてほしい」と語った。
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