村岡知事(左)に結果を報告する河村社長ら(県庁で)

　サッカーJ2レノファ山口の河村孝社長と石原正康ゼネラルマネジャー、渡辺広大選手は14日、県庁を訪れ、村岡嗣政知事に今シーズンの結果を報告し、来季の健闘を誓った。

　河村社長は、霜田正浩監督の就任を伝え、「試合のスタイルは変わらない。歴代の監督がつくってくれた土台をベースに、新監督と共に新しいものを付け加えていきたい」と来季に向けて決意表明した。村岡知事は「今シーズンは厳しい戦いが続いたが最終盤に勝ちを重ね、自力で残留してくれたことをうれしく思う。来年の維新150年の節目にJ1へと飛躍してもらいたい」と激励した。

　来季のチームづくりについて河村社長は「今季のメンバーを中心に戦っていく。選手の補強は8割進んでおり、今後は必要な選手をピンポイントで加えていきたい」と話し「来季も6位以内を目標にしたい」と力を込めた。渡辺選手は「サポーターから熱い応援をもらった。来季は期待に応えられるパフォーマンスをしたい」と抱負を語った。J2で2年目となった今季の最終成績は、11勝5分26敗で20位。シーズン途中で監督交代もあり、J3降格圏に停滞する厳しい戦いを強いられた。