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荘内日報社

鶴岡市社協が旧まちキネ活用 事務所移転、一部映画機能付きスペースに

 鶴岡市社会福祉協議会(山木知也会長)が、今年5月22日で閉館した映画館の旧鶴岡まちなかキネマの建物と駐車場を取得し、事務所を移転する意向を固めた。市社協は取得後、まちキネの一部施設を映画機能付き交流スペースとして貸し出す方針で、近くの山王商店街などでつくる山王まちづくり(三浦新社長)が同スペースの運営管理に当たる。

 市社協による旧まちキネの取得は、鶴岡市が17日に開いた市議会に対する主要事項説明会で明らかにした。

 市の説明では、市総合保健福祉センターにこ・ふる2階の事務所が手狭となり、新たな事務所用地を探していた市社協が、まちキネを経営していた「まちづくり鶴岡」の最大の債権者で債権団体代表の荘内銀行との間で交渉。市社協は取得に併せ、映画上映機能の一部を地域社会貢献の一環で残すことを構想し、市が調整を図ってきた。市社協が取得するのは旧まちキネの土地約7070平方メートルと、木造平屋建ての旧映画館施設(面積約1580平方メートル)。取得費は詰めの段階に入っているという。

 市社協の旧まちキネへの事務所移転は2022年度を予定。市は21年度に予定する交流スペースの改修経費について、2500万円程度を市社協に支援する方針。さらに、映画上映ができる同スペースの管理運営に当たってのスタートアップ補助として、市は運営を担う山王まちづくりに対し、視察や映写機操作研修、人件費など21年度から3年間、総額800万円程度の経費支援を行う方針。交流スペースも市社協移転と同じ22年度のオープンを見込む。

 交流スペースについて市は今後、検討会を設置するなどして利活用について幅広く議論することにしている。市社協は同スペースを無償で貸し出す方針。

市社協が事務所移転先として取得する方向となった旧鶴岡まちなかキネマ=今年5月

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