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荘内日報社

できた?!イナダの三枚下ろし 鶴中央高生 滝川さんとつみれ汁作り

 鶴岡市の鶴岡中央高校(遠田達浩校長)で15日、外部講師を招いた「かまぼこ製作実習」が行われた。家政科学系列食物系の3年生28人が、座学で地魚の魚種の豊富さや栄養価の高さを学んだほか、自分たちでイナダをさばき、つみれ汁に調理して食べた。

 15年ほど前から毎年3月、食物系の2年生を対象に、同市本町一丁目のかまぼこ店「竜泉・滝川」社長で、県庄内浜文化伝道師の滝川義朗さん(62)を講師に招き実施している。今回も当初は3月に予定していたが、新型コロナなどの影響で延期されていた。

 滝川さんはこの日、今年2月に同市の慶應義塾大先端生命科学研究所で成分分析した結果として「全国的に練り製品の主原料は輸入冷凍のスケソウダラだが、これに地魚(カナガシラ、アカラなど)を加えると、栄養価やうま味が格段にアップする」と解説。また、「庄内浜では約130種の魚介類が捕れるが、消費が減ったカナガシラなどは低価格で取引されている」などの現状を紹介。イナダをさばき、フードプロセッサーですり身にする見本を示した。

 生徒たちは4人ずつ7班に分かれ、各班でイナダ1本を三枚に下ろした。フードプロセッサーに身と塩、砂糖を入れてすり身にし、だし汁で豆腐、ネギと一緒に煮て、塩味のつみれ汁を完成させ、試食した。

 本間元大さん(17)は「魚をさばくのも、つみれを作るのも初めて。丁寧に教えてもらい、うまくできた。良い経験になった」と話した。滝川さんは「庄内浜の魚のおいしさに興味を持つきっかけになれば」と話した。

滝川さん(奥)の指導でイナダをさばく生徒たち

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