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涼しさずらり 広尾漁協の製氷工場

保管倉庫にでき上がった氷の青い壁

 1万本を超える氷塊でできた氷の青い壁-。広尾漁協の製氷工場では、魚の鮮度を保つための氷が日々作られている。1本当たりの重さ約135キロと大きな氷の塊は工場内に積み重ねられ、じめじめとした暑さを忘れるかのような涼しげな光景が広がる。

 工場では型に地下水を流し込み、不要な空気を押し出しながら2日間かけて完成させる。氷は機械で砕かれ、漁船などに運ばれる。

 氷は縦約100センチ、横約53センチ、厚さ約25センチの角形。1日300本以上作ることができ、イワシ漁が一段落した現在は9月の秋サケ漁へ向け製造にいそしむ。

 工場内には現在、約1万4000本の氷柱が出番を待つ。積み重なった氷は青みがかるが、他工場と比べてもより青色が強く、使用する地下水のきれいさが影響しているという。

 帯広氷まつりをはじめとしたイベントにも使われているが、今年は夏場のイベントはほぼ中止に。同漁協製氷部の菊池基功部長と須藤孝育課長は「イベントなどで氷が欲しい方はいつでも声を掛けて」と話している。問い合わせは事務所(01558・2・2463)へ。

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