宇部市内7番目の子ども食堂

談笑しながら料理を味わう子どもら(東岐波ふれあいセンターで)
東岐波子ども食堂「日の山レストラン」が11日、宇部市の東岐波ふれあいセンターで初めて開かれた。同地区の小学生と保護者ら50人が参加し、地元産の食材などで作ったカレーと空揚げを頬張った。東岐波コミュニティー推進協議会女性部(赤川和恵部長)主催。 同食堂の開設は市内で7番目。子どもが1人で来ても安心でき、地域の大人と触れ合える居場所をつくろうと、3年前から企画。同部、同部OB、賛同者ら20人が準備を進めてきた。 参加者はニンジンやジャガイモたっぷりの「カレーセット」か、色とりどりの総菜を盛り付けた「空揚げ定食」の一つを選んだ。元気な声で合掌すると、近くの席に座る友達や保護者と談笑しながら箸を進め、地元の味を堪能した。カレーを食べた東岐波小3年の中村天俊君は「少し辛いけれど、とてもおいしかった。また来たい」と話した。 同地区北原の山本勝己さんによるステージ披露もあった。子どもたちの手拍子に合わせながら南京玉すだれを自在に操ると「すごい」などの歓声が上がっていた。 次回は8月22日に実施し、毎月第2土曜日に開く予定。参加費は100円。
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