対局にプラスチック板で飛沫感染防止

プラスチック板越しに対局する利用者たち(囲碁クラブ爛柯で)
宇部市寿町3丁目の囲碁クラブ爛柯(盛重芳文代表)では新型コロナウイルス対策として、透明なプラスチック板の仕切りで飛沫(ひまつ)感染を防ぎ、対局に集中できるよう工夫している。 予防に努めながらクラブを続けたいと盛重代表が考案し、看板制作を主とするT-SIGN(寺尾義之代表、西岐波)に依頼した。出来上がった縦横約80㌢の仕切り板は、碁石を打つ手が自由に動かせるよう、机から25㌢上までの部分が切り取られている。 板は5月から設置。対局者同士を隔てているが、透明なため、これまで同様に碁盤や相手の表情をうかがうことができる。常連利用者の安田勝彦さんは「違和感なく使えている。打ちやすい」、山田佳夫さんは「コロナ対策しながら囲碁を続けられて良い」と使いやすさを評価。盛重代表は「新しい生活様式に合った工夫を考えた。抵抗無く使えているようなので、これからも続けていきたい」と話した。 同クラブでは、他にもウイルスを除去するオゾン発生器を設置し、換気などの感染対策を徹底している。
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