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荘内日報社

燃え盛る炎 疫病払う 羽黒山蜂子神社 火祭護摩祈祷

 鶴岡市の出羽三山神社(宮野直生宮司)は7日、羽黒山頂の羽黒山蜂子(はちこ)神社で、新型コロナウイルス感染症の早期終息を願う千度大祓(せんどおおはらい)と火祭護摩祈祷(ひまつりごまきとう)の神事を行い、神職と羽黒山伏20人が祈りをささげた。

 蜂子神社社殿内で神職が祝詞を唱える千度大祓と、神社前の護摩壇で山伏が火祭護摩祈祷を同時に行うのは、1868(明治元)年以来152年ぶり。山伏は「エイ」という掛け声の後、護摩壇で燃え盛る炎で5000本超の護摩木をたき上げ、事前に申し込んだ県内外5000人以上の氏子の名前や住所を読み上げた。

 出羽三山神社の吉住登志喜禰宜(ねぎ)(60)は「“感謝”を忘れてはいけない。感謝がよりどころになる。昔の人はそうやって疫病を乗り越えてきた。われわれのあしき思いを全て焼き尽くす」と説き、「御開祖様(蜂子皇子(はちこのおうじ))の力をお借りして、新型コロナウイルス感染症により疲弊した人々の心に寄り添う」と話した。

 蜂子皇子は出羽三山の開祖で、当時庄内地方にまん延した疫病を退散させ人々を救い「能除仙(のうじょせん)」などと呼ばれた。羽黒派古修験道の開祖でもある。

蜂子神社前で行われた火祭護摩祈祷

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