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宇部日報社

山陽小野田市のふるさと納税急増

市のふるさと納税返礼品カタログ

 山陽小野田市へのふるさと納税による今年度の納税額が、昨年度の約2・5倍となっている。27日までの納税額は8928万5000円で、納税者は3倍近い3537人。主な要因は新たなポータルサイトへの掲載と返礼品の増加だ。市では返礼品のさらなる充実を図るとともに、来年度から膨れ上がった受・発注業務の業者委託を予定している。    返礼品制度は2016年6月に導入。それまでは500万円にも満たなかったが、初年度に2000万円を超え、17年度と昨年度は3500万円を突破。大きな上積みは、厳しい財政状況の中で歳入の一助となり、地元特産品の売り上げにも大きく貢献している。    今年度はふるさと納税ポータルサイトの最大手「ふるさとチョイス」に加え、新たに「楽天ふるさと納税」にも参加。楽天からの納税額が昨年度からの増額分とほぼ重なるため、多彩なインターネットサービスを展開する楽天への掲載が、大きなPRにつながったといえる。    年々増加してきた返礼品は、昨年度の148品(21事業者)から243品(44事業者)となった。市内で製造、加工、栽培されている商品などで、5000円以上の納税額に伴って12コースを設定している。    人気の返礼品は、ジー・テイストの「中国料理敦煌総料理長監修おせち料理宴」、天馬の「プロフィックスルームケース」、若新の「とらふぐ刺し身・あらセット」など。納税者は人口の多い首都圏が4割、関西地方が2割を占めている。  月別では、年末が近づくに連れて増え始め、9月は768万5000円、10月は1167万円、11月は1346万5000円。12月には3928万5000円となり、1カ月で昨年度分を上回る額となった。    市シティセールス課の原田貴順課長補佐は「多いのは納税額が1万~2万円未満と2万~3万円未満のコース。市の出身者や関係者もいるが、返礼品で選ぶ傾向にある。人気商品にはリピーターも多い」と言う。    市では返礼品の提供事業者を随時募集しており、小野田、山陽の両商工会議所とも連携しながら返礼品の充実にも努めていく方針。新たなポータルサイトへの参加も計画している。

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