小学校の先生が卒業生のため歌作る
114本の花で飾られた壁画(西岐波小で)
西岐波小(小松茂文校長)の6年担任教諭ら7人が、卒業生のために歌を作った。タイトルは「からっぽの教室」。19日の卒業式に向けて練習を重ねている。 新型コロナウイルス感染対策で在校生による歌のプレゼントができなくなり、思い出に残る巣立ちをしてもらいたいと制作。児童への愛情や、卒業した後の先生たちの寂しさが込められている。 特にサビは何度も意見を出し合い、「迷い踏み出した勇気 できたときの君の笑顔 頑張る君たちの姿 いつも輝いてた」には、6年間子どもたちの成長を見守ってきた先生たちの思い出も詰まっている。 学年主任の竹川和哉先生は「一人一人の顔を思い浮かべながら考えた。先生からのメッセージが伝われば」と話し、小松校長は「子どもたちを送り出す〝最後の授業〟にふさわしい歌ができた」と評価した。 全職員で体育館に飾る壁画も制作。折り紙で作った大小さまざまな花は絵本「花さき山」をモチーフとし、卒業人数の114本にするなど工夫を凝らしている。
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