養殖モズク漁が好調 昨年以上の収穫期待 八重山漁協

養殖モズクの収穫シーズンが到来している。今期は例年より1カ月以上早い1月後半から収穫が始まり、12日までに八重山漁協で270㌧が水揚げされている。収穫の最盛期はこれから5月ごろまで。暖冬で不作だった前期の629㌧(同漁協管内)と比べ滑り出しは順調のようだ。
漁協によると、前期に比べ海水温は低く生産は計画的に行われている。県全体でみても増産傾向にあるという。
今期は、前期の不作で生じた原料不足を解消しようと、本土の取引先から完熟前に収穫する「早摘みモズク」の発注も多い。270㌧のうち170㌧は早摘みとなっている。
同漁協モズク養殖生産部会の砂川政信部会長は「ことしの品質は良好。昨年よりも収穫量は増えると思う」と話す一方で、「完熟したもずくの収穫は始まったばかり。後半、急激に海水温が上ったり、海がしけたりすると生産量に影響が出る。去年のこともあるので用心していきたい」と気を引き締めた。
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