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宇部日報社

県内初のフラガール誕生へ【山陽小野田】

藤田市長の前でフラを披露する大木さん(市長応接室で)

 山陽小野田市埴生在住で今春、宇部商高商業科を卒業した大木美海(みみ)さん(18)が、福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズの専属ダンサー〝フラガール〟を養成する常磐音楽舞踊学院に山口県から初めて入校。夏にはデビューの予定で6日、藤田剛二市長を表敬訪問し「見る人に、たくさんの感動と笑顔を届けたい」と抱負を語った。

 大木さんは小学校2年の時、市内公民館の講座でフラダンスを習い始めた母・順子さんについて行き、そのすてきな踊りに魅了され自分も受講することに。以来、恩師の梅永郷子さんの下で10年間、月3回のペースで練習を重ねてきた。

 東日本大震災で被災したスパリゾートハワイアンズのフラダンサーが復興を願って全国をきずなキャラバンした際、2011年9月に山口宇部空港で彼女たちの生のダンスに触れたり、前身の常磐ハワイアンセンターの設立の物語を描いた映画「フラガール」を見たりしてフラガールを目指すことにした。高校卒業後の進路として受験を決意。受験者47人のうちの3人の合格者の1人となった。梅永さんは「天分もさることながら努力も重ねてきた結果」とまな弟子をたたえた。

 濃紺のフラダンス衣装に身を包み髪飾りをした大木さんは、市長応接室で震災復興支援ソング「花は咲く」の音楽に合わせて華麗なフラダンスを披露し藤田市長を感動させた。

 大木さんは「空港で見たフラのハンドモーション(手の動き)の素晴らしさが今も思い出される。福島と山口の懸け橋にもなりたい」と夢を語った。

 藤田市長は「10年間、追い続けた夢がかないおめでとう。市の誇りであり大いに活躍して」とエールを送った。

 大木さんはスパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産に入社すると同時に、同社付属の常磐音楽舞踊学院で2年間学ぶ。勉強しながら8月にはショーの舞台に登場する。

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