三川・東郷小で伝統の凧作りに挑戦

児童たちが祖父母らに教わりながら庄内凧作りに取り組んだ
三川町の東郷小学校(佐藤俊明校長、児童120人)で12日、伝統の凧(たこ)作りが行われ、児童たちが祖父母らと共に庄内凧を作った。
同校の凧作りは伝統文化の継承や世代間交流を図ることを狙いに毎年この時期に行われている。5、6年生が大凧、3、4年生が中凧を制作した。
祖父母授業参観も行われたこの日、児童の祖父母をはじめ地域の老人クラブなどから協力者80人余りが同校を訪問。正月休みに描いた凧絵に竹ひごを張るなど準備を進めてきた子どもたちは、祖父母らに手伝ってもらいながら糸を結び、凧に張りをつける作業に取り組んだ。今年のえとの犬や武者絵、アニメや漫画のキャラクターが描かれた凧が完成すると子どもたちは笑顔を見せていた。
6年生の川井大夢君(12)は「張りをつけるのは難しいけどみんなと作って楽しい」、佐藤蘭聖君(12)は「東郷小に龍が降りてくる絵を描いた。凧揚げでは100メートル揚げる」とそれぞれ話していた。
来月1日、凧揚げ大会が行われる予定。
関連記事
ハーリー乗船や漁業講話
崎枝小学校(下地和美校長、児童6人)の体験学習が4日、石垣漁港で行われ、中一組ハーリー委員会(与那嶺馨委員長)の協力を得てハーリー乗船体験や漁業講話、マグロの解体ショーなどを行った。 同校...
カリン、マルメロ摘果と袋掛け 諏訪南中2年生 長野県諏訪市
長野県諏訪市諏訪南中学校の2年生(161人)は、今年度の「相手意識に立つものづくり科」の授業で、学校敷地内に植えられているカリンとマルメロ(スミルナ)を使った食品や製品作りを行う。10日に摘果...
激戦和歌山へ応援続々 石破首相ら党首クラス 参院選
参院選の公示から1週間。和歌山選挙区では1議席を巡る新顔7人の争いが、激しさを増している。全国に32ある「1人区」は、選挙戦全体の勝敗の鍵を握るとされる。和歌山には、各党のトップや幹部が各陣営...
豚丼全国へギフト開発 帯広物産協と会員2社
帯広物産協会が進める「100年豚丼プロジェクト」が新たな展開を見せている。全国に向け、豚丼の魅力を発信しようと、会員企業と連携し、ギフト用に本格的な豚丼セットを開発した。中元シーズンに合わせ売り...