全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

農家が育てた加工品自ら販売会話弾む

 「農家が育てた庄内農林水産加工品フェア」が22、23の両日、鶴岡市・Aコープ藤島店と酒田市・Aコープみどり店の両店で行われた。庄内農産加工研究会(会員18人)に所属する会員が店頭に立って対面販売することで、消費者のニーズを把握、商品の改良につなげるもの。毎年恒例で今回20回目となった。

武田さんは自家製漬物とシフォンケーキなどで品ぞろえした

 藤島店では産直あさひ・グー(朝日)、旬菜畑(鶴岡市民田)と地元からは「もえぎ工房」が出店した。自家製漬物や米のシフォンケーキ、生芋こんにゃくなどを武田三喜子さんが並べた。同工房は2006年1人で立ち上げた。専業農家だが、夫は米、息子は花とそれぞれ“得意”があり、自身は加工品を手掛けることになった。「市場にただ出すだけでは収益が上がらない。加工品は創意工夫の楽しみがある。お客さんと話すことで、需要も分かるし、楽しいですよ」と武田さん。自家製こんにゃくを刺し身にして、高知産ゆずみそに付けて食べる方法を紹介しながら、客との会話が弾んでいた。同研究会の五十嵐正谷会長(70)=旬菜畑=は「農産加工品を作る人は一時期ほど多くはないが、6次産業化の波もあるし重要なこと。安全でおいしい農産加工品をどう作っていくかは自分たちへ課せられた使命です」と言う。小豆ともち米の「いとこ煮」は早々と売り切れていた。また産直グーでは行沢(なめざわ)の「あん入りとちもち」が大人気だった。これらの商品はJA鶴岡ファーマーズマーケットもんとあーるなどで通常販売されている。

 また酒田店では7店出店。モシェロ・ドュ・ゆざ(遊佐町)の孟宗汁、にくもち。同じく遊佐・さけます増殖資源加工センターから鮭の昆布巻き、棒だら煮などが並んだ。

関連記事

芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施

 芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...

荘内日報社

酒田港 基地港湾に指定

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...

宇部日報社

地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..

 「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...

「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク