救助の技術競う ライフセーバー大会
ボードをかついで海へ飛び込むライフセーバーたち(8日、白浜町の白良浜で)
和歌山県白浜町の白良浜で8日、ライフセーバーの技術向上を目的にした大会「オーシャンサーフチャレンジin白浜2019」(実行委員会主催)があった。全国から男女約140人のライフセーバーが集い、練習の成果を競った。
ライフセーバーは海水浴場で活動する水難救助員。大会では泳力や砂浜でのダッシュ力を競う個人種目のほか、海上で溺れた人を救助する早さを競う団体種目もあった。うつぶせの状態から起き上がって20メートル離れた場所の棒を取り合う種目「ビーチフラッグス」は盛り上がった。
ボードをかついで砂浜から海へ入り、ボードに乗って手こぎで250メートル沖のブイを回って砂浜へ戻る「ボードレース」の男子部門で2位に入った大阪ライフセービングクラブ所属で消防士の大橋一輝さん(24)=大阪府寝屋川市=は「今年の夏は(消防士としての)勤務の合間を縫ってライフセーバーとして計10日ほど白良浜で活動したが、その白良浜でよい結果を残せてよかった。楽しいレースができた」と話した。
白良浜でこの大会が開かれるのは19回目。町によると西日本で唯一のライフセービング競技会という。
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