豊橋ライブデモンストレーションコース
厳選されたマスター手術者の手技をライブや座学を通して学べる「第9回豊橋ライブデモンストレーションコース」(代表世話人・鈴木孝彦豊橋ハートセンター院長)が20~22日、ロワジールホテル豊橋で開かれた。その中で医療機器寺子屋と題した、スタンフォード大学の教育法を取り入れたユニークな取り組みが行われた。 同ライブは、素晴らしい手術の技や、新しい技術を多くの医師に知ってもらおうと毎年開いている企画。医療機器開発などについても議論している。
スタンフォード大の教育法活用の取り組みも

同寺子屋には、医療機器に関わる中小企業の若手社員ら31人が参加。国境なき医師団と、スタンフォード大学日本支店のような存在の「ジャパンバイオデザイン」が協力して行い、新興国で誕生した赤ちゃんの死亡を減らすための機器についてのアイデアを出した。 同大が開発した教育法は、課題に対してグループで議論をしながら解決策を模索していくという手法で、グーグルやフェイスブックなど、米国の大手企業で採用されている。社会問題に対して解決できる新商品の開発につながると評価されている。 寺子屋では5~6人でチームを組み、1日半かけて新しい医療機器のコンセプトを議論。生まれたばかりの赤ちゃんの呼吸が停止した際に、改善できるベッドなどのアイデアが出された。 コーディネーターを務めたスタンフォード大学主任研究員の池野文昭さんは「わずか1日半の時間だけでしたが、素晴らしいアイデアが次々と出された。この教育法が日本で普及して、さまざまな分野でイノベーションを生み出せる環境づくりに尽力したい」と話していた。
関連記事
100周年電車など「最後の雄姿」 豊鉄が記念撮影会
豊橋鉄道は16日、グループ100周年メモリアル撮影会を豊橋市鍵田町の豊鉄バス鍵田待機場で開いた。鉄道ファンが、100周年ラッピング車両の最後の姿を撮影した。 グループは昨年3月15日の「10...
企業人が自社の取り組み紹介 長野県伊那市で「学生☆若者ローカルラボ」
長野県伊那市は16日、やりたいことを実現した市内の企業人が自社の取り組みを紹介する「学生☆若者ローカルラボ」を同市荒井の産業と若者が息づく拠点施設・alllaで行った。中高生と大学生、20代の若者など...
開業6周年でイベント 下地島空港ターミナル 出店、舞台盛況 SAMCO
下地島エアポートマネジメント(SAMCO、鶴見弘一社長)は15日、運営するみやこ下地島空港ターミナルの開業6周年記念イベント(共催・しもじ島そらの協力会)を開催した。航空会社や関連団体によるPRブ...
海びらき 安全を願う 夏の訪れ 西表から宣言
「日本最南端!八重山の海びらき2025in西表島」(八重山ビジターズビューロー主催)が15日、竹富町西表島のトゥドゥマリ浜と中野わいわいホールで開催された。日本最南西端に位置する豊かな八重山諸島の海...