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マスター手術者の技を学ぶ

豊橋ライブデモンストレーションコース

 厳選されたマスター手術者の手技をライブや座学を通して学べる「第9回豊橋ライブデモンストレーションコース」(代表世話人・鈴木孝彦豊橋ハートセンター院長)が20~22日、ロワジールホテル豊橋で開かれた。その中で医療機器寺子屋と題した、スタンフォード大学の教育法を取り入れたユニークな取り組みが行われた。  同ライブは、素晴らしい手術の技や、新しい技術を多くの医師に知ってもらおうと毎年開いている企画。医療機器開発などについても議論している。

スタンフォード大の教育法活用の取り組みも

 同寺子屋には、医療機器に関わる中小企業の若手社員ら31人が参加。国境なき医師団と、スタンフォード大学日本支店のような存在の「ジャパンバイオデザイン」が協力して行い、新興国で誕生した赤ちゃんの死亡を減らすための機器についてのアイデアを出した。  同大が開発した教育法は、課題に対してグループで議論をしながら解決策を模索していくという手法で、グーグルやフェイスブックなど、米国の大手企業で採用されている。社会問題に対して解決できる新商品の開発につながると評価されている。  寺子屋では5~6人でチームを組み、1日半かけて新しい医療機器のコンセプトを議論。生まれたばかりの赤ちゃんの呼吸が停止した際に、改善できるベッドなどのアイデアが出された。  コーディネーターを務めたスタンフォード大学主任研究員の池野文昭さんは「わずか1日半の時間だけでしたが、素晴らしいアイデアが次々と出された。この教育法が日本で普及して、さまざまな分野でイノベーションを生み出せる環境づくりに尽力したい」と話していた。

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