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奄美はフリーダイビングに最適 日本代表ハナコさん、世界大会にも期待

奄美での世界大会の可能性を語ったフリーダイビング日本代表選手で水中モデルのHANAKOさん=23日、鹿児島県瀬戸内町

 水中で呼吸を止める時間や、酸素ボンベを使わずにどれだけ深く潜れるかなどを競う「フリーダイビング」の日本代表選手・HANAKO(ハナコ)さん(32)が、講習会開催のため22~31日の日程で鹿児島県の奄美大島を訪れている。23日は瀬戸内町阿室釜の白浜で実施。奄美の環境について「フリーダイビングに最適。世界大会も開けるのではないか」と期待した。

 ハナコさんは父の出身地の東京都御蔵島で幼い頃から海に親しんだ。高校在学中にフリーダイビングスクールに参加して以来、国内外の大会で活躍。選手活動と並行して水中モデルとしても活動し、フリーダイビング講習や大会主催などの後進の育成にも力を入れている。

 昨年7月の世界大会では、足ひれを着けて自力で潜った際の垂直潜水深度を競う「CWT」部門でマイナス106メートルと世界記録更新を果たした。ハナコさんがCWTで世界記録を更新するのは17年に続き2度目。

 記録はその翌日イタリア選手が1メートル更新し世界トップの座は逃したものの「1メートル深く潜るだけで環境が全く違う。この先がどうなっているのかもっと知りたい」とさらなる記録更新に意欲を燃やしている。

 瀬戸内町では23~30の8日間、フリーダイビング初心者から講師資格取得を目指すハイレベルクラスまでの参加者約20人を指導する。波の穏やかな内海ながら100メートル級の深い海溝がある同町の海を「フリーダイビングの適地」と気に入り、「国内選手の練習地として誘致してはどうか。男子の世界レベルを満たす深さ150メートル級の場所があれば世界大会開催も可能」と提言した。

 昨年11月に講習で初来島し、今年2月にはホエールウオッチングにも訪れた。奄美の印象は「若者が地元を愛していて、パワーがある。過剰な観光化をせず、自然と人の気持ちいい距離感が保たれている」と高評価。「歴史のある本場奄美大島紬もすてき。いつか1着ほしい」と笑顔を見せた。

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