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沖永良部―与論―沖縄に小型高速客船運航へ

沖永良部、与論、沖縄本島間に就航予定の小型高速旅客船=17日、知名町の知名漁港

 旅客船の運航などを行う日東商船(株)(西田富士雄代表取締役社長、本社・東京都)が、小型高速旅客船で鹿児島県の沖永良部島と与論島、沖縄本島間を結ぶ新航路の開設に向け、準備を進めていることが17日までに分かった。現在は内閣府沖縄総合事務局運輸部に新航路の運航許可を申請中。同社は「許可され次第、速やかに運航を始めたい」としている。

 同社によると船は約19トン、速力23ノット、旅客定員は最大60人。運航は1日2往復を計画し、初便は午前6時に知名町の知名漁港を出発、与論町の与論港(仮)に同7時ごろ、沖縄本島北部にある大宜味村の塩屋漁港に同8時半ごろ到着する予定。

 最終便の上りは塩屋漁港を午後6時発、同8時半に知名漁港着予定で、沖永良部や与論から沖縄本島へ日帰りでの旅行が可能になる。

 特2等(指定席)、普通席、自由席があり、運賃(案)は最も高い特2等で知名―沖縄が5610円、与論―沖縄が4380円、知名―与論が2千円。最安(自由席)は知名―沖縄3千円、与論―沖縄2千円、知名―与論1千円で調整している。

 17日、試運転で同社の小型旅客船が知名漁港に初入港し、今井力夫町長ら地元住民が港で出迎えた。約15分間の試乗体験もあった。

 与論町出身の西田社長(82)は「沖縄へ日帰りで行くこともできるので、島の人の生活に役立てると思う。沖縄経由での観光客の誘客にもつながれば」と話した。

 今井町長は「アクセス手段が増えるのは交流人口を増やす上では良いことで、(新航路開設を)ありがたく思う。乗り心地も悪くない」と笑顔。与論町商工観光課の松村靖志課長も「沖永良部島、沖縄本島へのアクセス手段が増えるのは観光面でも大変喜ばしい」と歓迎した。

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