B☆B、「大樹町民」に 住民と交流で地域貢献
プロ野球北海道日本ハムファイターズのマスコットB☆Bが今年度、「町民」として地域住民と交流することが決まった。大樹では夏場に2週間ほど滞在するほか、季節や要望に応じて随時訪れる。同球団による新規の地域貢献プロジェクトで、今年度は大樹のほか、桧山管内今金町、オホーツク管内斜里町の3自治体が選ばれた。

酒森町長(中央)にあいさつしたB☆B(右)。左は町のマスコットキャラクター「コスピー」
「The HOME~B☆Bみらい大志プロジェクト」と題した年度単位の取り組み。2018年から「みらい大志」として地域貢献活動を行っているB☆Bがより深く、継続的な地域貢献を行うことが目的。
B☆Bは9日、大樹町役場を訪れ、酒森正人町長と対面してがっちりと握手。酒森町長は「町を盛り上げてほしい」と期待を寄せた。
大樹には7月28日から8月11日まで滞在する予定。8月4日開催の第30回歴舟川清流まつり(町、町観光協会主催)への出演のほか、保育園や高齢者施設、野球少年団への訪問なども検討している。滞在の様子は、球団公式サイトで発信する。
3自治体は地域バランスを考慮して球団が選定。北海道日本ハムファイターズ大樹後援会(神山良仁会長、57人)の関係者は「非常にうれしい。後援会のテレビ観戦会にぜひB☆Bに参加してほしい」と話している。
町ではB☆Bに来てほしい団体などを募集している。問い合わせは町企画商工課(01558・6・2114)へ。
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