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宇部日報社

ノーベル賞の本庶さんに市民栄誉賞の第1号

杉山議長、本庶さん、久保田市長(左から、京都大で)

 少年期を宇部市で過ごし、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大高等研究院特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(77)への宇部市民栄誉賞授与式が7日、京都大であり、現地を訪れた久保田后子市長と杉山孝治市議会議長が賞状と記念品を手渡した。本庶さんは「郷里といえるところはたくさんあるが、人生の心構えをつくり上げる重要な時期を過ごしたまちから賞をいただき、大変うれしい」と喜びを語り、母校の神原小・中の児童・生徒たちともインターネットを通じて交流した。    式では、久保田市長が本庶さんに栄誉賞を授与。賞状は小野の紙すきによる和紙で、伝統工芸の赤間石のパウダーで市章をあしらい、地元のハイカワデザインガラスが高透過ガラスを使用して挟み込んだもの。市民の祝意が詰まった額入りの賞を手に、本庶さんは「重たいね」と喜びをかみしめた。この後、地元出身でフィンランドのアパレルブランドのデザイナー大田舞さんが手掛けた風呂敷、うべ元気ブランド・ゴールドの「純米大吟醸ドメーヌTAKA」を贈った。    この後、三元中継で宇部の児童・生徒たちと懇談。短い時間だったが、眼鏡の奧の研究者としての鋭い眼光は終始穏やかで、校歌の合唱や鋭い質問には何度も表情を崩した。自身の名前が刻まれたノーベル賞のメダルをウェブカメラに近づけて披露。本庶さんは「人や先生に言われるのではなく、まず自分の頭で考え、正しいと思った道を進める人になってほしい」とメッセージを送った。    久保田市長、杉山議長は「本庶先生のノーベル賞受賞は、市民にとって誇り、喜びであり、大きな希望を与えてくれた。テクノロジーを駆使して、子どもたちにも伝えることができて良かった」と語った。    同日、村岡嗣政知事も同大を訪れ、本庶さんに県民栄誉賞と記念品の萩焼を贈った。この後、宇部高の先輩後輩として懇談した。

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