全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

人間国宝の照喜名氏も出演 沖縄県立博物館で三線演奏会 徳之島伝来の最古器展示

時報に合わせ一斉に「かぎやで風」を演奏する参加者ら=4日、沖縄県立博物館・美術館

 「さんしんの日」の4日、那覇市の沖縄県立博物館・美術館のエントランスホールで三線の演奏会が開かれた。琉球古典音楽の演奏家や一般の三線ファンなど延べ250人が集まり、「かぎやで風」などを合奏した。

 開催中の企画展「沖縄が誇る家宝の三線展」(県立博物館・美術館、琉球三線楽器保存・育成会主催)の関連催事。企画展には鹿児島県の徳之島伝来で胴部分が現存最古の三線「直富主の真壁」が展示されている。

 冒頭で琉球古典音楽の人間国宝、照喜名朝一さん(86)が、「三線はウチナンチュの心の糧、心のよりどころとなってきた。三線の技術や素晴らしさをこれからも伝え継いでほしい」とあいさつ。正午の時報を合図に「かぎやで風」が一斉に始まり、荘厳で迫力ある音色と歌声が会場に響き渡った。会場では午後3時まで、時報に合わせて8曲を合奏した。

 さんしんの日 「さんしん」の語呂合わせで3月4日をさんしんの日とし、ラジオの公開生放送を通して時報ごとに各地で一斉に「かぎやで風」を演奏する催し。1993年に琉球放送の提唱で始まった。古典音楽や民謡、琉球舞踊の各会が会派や流派を超え、一般参加を交えて歌三線を合奏(合唱)する。

関連記事

紀伊民報社

響け大編成のハーモニー 『弁慶記』吹奏楽プロジェクト 初の合同練習

 75人の大編成で奏でる「『弁慶記』吹奏楽プロジェクト」の初めての合同練習が14日、和歌山県田辺市南新万のひがし公民館であった。10代から60代まで世代を超えた音楽愛好者が集まり、12月の演奏会...

荘内日報社

アラスカ州で食の交流 沖海月の須田料理長伝授 イカや鮮魚のさばき方

 米政府認定の「MAGISTERブランド烏賊(いか)大使」に任命された鶴岡市立加茂水族館魚匠ダイニング沖海月の須田剛史料理長(48)がアラスカ州ジュノー市郡を訪れ、地元料理人にイカと鮮魚のさばき方を...

「帯広温泉街」歩いて楽しむ 駅周辺、名物入りルート開拓

 帯広観光コンベンション協会(梶原雅仁会長)は今年度、JR帯広駅を起点とした街歩きを帯広観光の楽しみ方として提案していくため、「温泉の街『帯広』~ウェルネスツーリズムとナイトタイムエコノミーの確立...

宇部日報社

はぶつぶカフェ 生徒が企画、笑顔で接客【山陽小野田】

 山陽小野田市埴生地区の中・高生などで構成する「はぶMHCC」主催の第2回はぶつぶカフェが16日、埴生地域交流センターで開かれた。生徒たちが企画から販売までを手掛け、会場ではコーヒーやかき氷を...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク