梅の花見頃 列車と共演
見頃を迎えている梅の花とパンダくろしお(13日、みなべ町山内で)
和歌山県みなべ町山内にある梅の花が見頃を迎え、列車を入れて撮影できる人気スポットには県外からも写真愛好者が訪れている。
国道42号から千里の浜に向かって600メートルほど行った道沿い。13日も写真愛好者の姿があり、先端がパンダの顔に見えるデザインの特急列車「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」が梅の郷を走る、この時季の和歌山ならではの風景をカメラに収めていた。
大阪府交野市から訪れたという男性(67)は「鉄道好きの友人から、梅が咲くころに来たら良い写真が撮れるよと聞いて一緒に来た。一枚でも、良い写真が撮れていたらうれしい」と笑顔で話した。
パンダくろしおはJR西日本が、日本で最も多くのジャイアントパンダを飼育している白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」と協力し、2017年8月から京都駅―新宮駅間で運行しているラッピング列車。運行スケジュールはJRのホームページで紹介している。
関連記事
宇部空港利用者数、観光需要で回復傾向 コロナ前には及ばずも85万人【宇部】
県は2023年度の山口宇部空港の利用状況をまとめた。国内定期便は前年度比24・4%増の85万7459人で、過去最多を記録したコロナ禍前の18年度の100万5481人には及ばないものの回復傾向...
上諏訪温泉の23年度宿泊客 コロナ前の8割まで回復 長野県
諏訪湖温泉旅館組合(長野県諏訪市)加盟14施設の2023年度の宿泊者数は延べ35万1478人となり、新型コロナ感染拡大前の8割程度まで回復したことが26日、同組合への取材で分かった。新型コロナ...
八峰町の「輝サーモン」水揚げ 秋田県内のスーパーなどで販売
八峰町の岩館漁港でトラウトサーモン「輝(かがやき)サーモン」の養殖を行う八水(菊地陽一社長)は26日、今年1回目の水揚げを行った。約1500匹のうち9割超の約1400匹が生存し、この日は約30...
中国木材能代工場で乾燥設備の運転始まる
能代市扇田の能代工業団地で建設が進む中国木材能代工場で、加工した用材の水分を抜く乾燥設備の運転が始まった。蒸気を使って木の含水率を一定水準まで下げる作業で、品質を左右する重要な工程。寒冷地で...