献血協力者に手作りチョコ

チョコを配るYICビジネスアート専門学校(やまぐち献血ルームFor youで)
山口市のYICビジネスアート専門学校(中川達也校長)のパティシエ学科で学ぶ学生たちが1日、献血協力者用に作ったバレンタイン・チョコレートを、山口市野田の「やまぐち献血ルームFor you」(藤井輝正所長)で配った。バレンタインデー前日の13日まで、同ルームを訪れた協力者に贈られる。 輸血用の血液が不足しがちな冬の献血キャンペーン活動の一つとして同ルームが毎年実施している「バレンタイン献血ウイークス」に協力した。これまではチョコのつかみ取りなどが実施されてきたが、手作りチョコのプレゼントは初めてという。 直径9センチほどの円形プレートにチョコを流し込んで、血液をさらさらにする効果のあるオレイン酸が豊富なナッツやドライフルーツをトッピングしたオリジナルチョコ。協力者の好みで選べるようにチョコはミルク、スイート、ホワイトの3タイプを用意した。期間中に計600個の製作を予定している。 初日は、コックコートを着た2年生5人が同ルームを訪れ、藤井所長に1、2年生全員で3日かけて仕上げたという300個を納品。この後、2時間にわたり配布役を務め、献血を済ませた人に「ありがとうございます」などと声を掛けながら、笑顔で手渡していた。交代で採血室を見学したり献血事業の説明を受けたりもした。 藤井所長は「真心のこもった手作りチョコは献血者に喜ばれると思う。特に、献血協力者の割合が全国で最低水準になっている県内の若い世代に関心を持ってもらう機会になれば」と期待を寄せていた。
関連記事
ファミマがバス待合所に 道内初 苫小牧市内2店舗で活用
コンビニエンスストア大手のファミリーマート(東京)が、苫小牧市内の春日町店と住吉町店の2店舗をバス待合所として使ってもらうサービスを始めた。市内路線バスの維持に協力するもので、同社がバスの待合所...
英検準2級に14人合格 ホームステイなど村の支援受け 中札内中の3年生
中札内中学校(森英樹校長、生徒123人)の3年生43人のうち14人が、高校中級程度とされる英検準2級に合格した。英語を担当する木村吾勝(あがつ)教諭(48)は、「中札内村の検定料助成による挑戦し...
春の訪れ、おはやし響く 獅子舞の氏子巡り 鶴岡市神明町 春日神社
鶴岡市神明町の春日神社(齋藤元宮司)に伝わる獅子舞の氏子巡りが18日に始まった。前日の雨が上がり日の差す市街地に軽快なはやしが響き渡り、めでたい獅子舞とともに間もなく訪れる春を告げた。 同神社...
年度替わりでごみ収集繁忙 市環境保全センター、リユースも呼び掛け【宇部】
新年度を前に、引っ越しに伴い大型の家電や家具を処分する人が多く、宇部市環境保全センターは繁忙期を迎えている。戸別収集の予約は来月下旬まで埋まっている状況。今月は粗大ごみを持ち込む人も増えてい...