全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

帯広第一自動車学校にドローンスクール

教習コースを背にドローンを操縦する澤田常務

 帯広第一自動車学校(帯広市稲田町、内木博美社長)は25日、ドローン販売の世界最大手DJI社(中国)の販売店と協力し、操縦士を育成する「ドローンスクール」を開校する。自動車教習所内で、DJI社のプログラムに基づくスクールを開くのは国内初。

 ドローン操縦に資格は不要だが、近年、事故が多発し、操縦者を育成する講座が都市部を中心に開設されている。全国自動車学校ドローンコンソーシアムによると、道内でも3カ所の自動車学校でドローンスクールが開設されている。

 DJI社は民生用ドローン販売で世界シェア7割を占め、国内では昨年9月から数十カ所で教習プログラムを提供。帯広第一自動車学校のスクールは、DJI公認の代理店・AIRSTAGE帯広店のパートナー校として指定された。

 ドローンを飛行するには各種制約があり国交省への事前申請が必要だが、同校は飛行禁止区域外にあり、敷地内での教習が可能。少子化で経営環境が厳しくなる中、教習施設の有効活用としてドローンスクールを開設することにした。

 スクールでは、習熟度に合わせ二つの教習プランを用意。10時間以上の操縦経験がある場合は2日間、初心者には5日間の教習を実施する。飛行禁止区域や飛行計画を立てる際に考慮すべき気象条件などを学び、実技・筆記試験に合格すると認定証が発行される。

 農薬散布を目的とするドローン操縦免許を取得できるコースもあり、農業関係者のニーズを見込む。

 DJIインストラクター資格を取得する同校職員3人が指導に当たる。スクール運営が軌道に乗れば、ドローン指導専門の職員採用も検討する。

 同校の澤田智治常務は「長年蓄積してきた教育のノウハウとAIRSTAGE帯広のドローンの専門知識を組み合わせることで、教習所に人を呼び込みたい」と話している。25日にスクールの開校式を開く。

関連記事

芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施

 芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...

荘内日報社

酒田港 基地港湾に指定

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...

宇部日報社

地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..

 「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...

「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク