ヒメマス稚魚のすくすく 放流へ生育順調-支笏湖漁協

水槽の中を泳ぎ回るヒメマス稚魚
千歳市支笏湖ヒメマスふ化場(市内支笏湖温泉)で、昨秋に採卵し、ふ化したヒメマス稚魚がすくすくと成長している。採卵時期の分散で大きさにはばらつきがあるものの、病気もなく生育は順調。元気にふ化槽内を泳ぎ回る。
市が支笏湖漁協に委託しているヒメマスのふ化増殖事業。採卵は昨年10月から1カ月半かけて行った。親魚の回帰遅れのため例年よりも採卵作業が長引き、ふ化のタイミングがばらついた。稚魚の成長に差があるが、放流に支障はないという。
今年は年明けからふ化が始まった。大きい個体で体長2センチ程度まで育った稚魚が、水槽内を活発に泳いでいる。すでに栄養が入った腹の袋「さいのう」もなくなり、水面まで浮上して漁協職員が与える餌を食べるようになった。
例年5月に実施していた放流は、今年は餌となるプランクトンが増え始める6月に行う予定。約18万5000匹を湖に放つ。支笏湖漁協は「いつも通り順調に放流できるように、元気に育ってほしい」としている。
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