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装置の実験開始 大樹のIST3号機

実験後に装置を確認するISTの社員

 インターステラテクノロジズ(IST、大樹、稲川貴大社長)は13日午後、大樹町浜大樹の実験場で高度100キロの宇宙空間を目指す観測ロケット「MOMO(モモ)」3号機の打ち上げに向けて、姿勢制御装置の実験を開始した。2号機の失敗の原因となった同装置の燃焼ガス噴射構造を改良。温度上昇を抑えて不具合を起きにくくし、この日の実験では約5秒間、燃焼ガスを噴出した。同実験は16日ごろまで行う予定。

 6月30日に同実験場から打ち上げた2号機は、発射後4秒で推力を失い、そのまま落下、炎上した。姿勢制御装置の燃焼温度が異常に上がり、配管を破損したことが原因だった。

 2号機では実際の機体と実験時で配管の構造が異なっていたため、今回の実験は3号機に搭載するのと同じ配管構造とし、性能をチェックする。燃料のエタノールと液体酸素を燃焼ガスとして噴出した。

 初日は20秒ほどの燃焼を予定していたが、ガスの温度が低く、5秒ほどで緊急停止させた。ただ、同装置の燃焼ガス噴射系統を担当するエンジニアの遠藤瞳さん(27)は「供給圧力の調整などが必要だが、装置自体は作動し、データは取得できた」と話していた。今後は130秒まで燃焼実験を行う予定。

 ISTによると、今月末ごろから機体を立てた状態で「縦吹き」燃焼実験を行い、打ち上げへの準備を進めていく。

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