発掘体験通じ文化財に関心 山口市
山口市歴史民俗資料館の文化財教室は24日、春日町の同館や野田地内の「大内氏関連町並遺跡」を会場に開かれた。市内を中心に小学3~6年生18人が参加。遺跡の発掘や鏡の鋳造、拓本作りなどを通して、身近な文化財の魅力を知った。大内氏関連町並遺跡は、大内氏館跡を中心に広がる中世の都市遺跡で、1990年から調査が進められている。今回は「築山跡」の整備に伴い、3週間前から発掘を始めた地点で実施。子どもたちは3カ所に分かれ、スコップで黙々と地面を掘った。夏休みを利用して、10年ほど前から毎年開催している。丸尾弘介主査は「土器の整理作業まで体験することで、発掘とは何か知ってもらえれば」と思いを語った。

黙々と発掘作業に取り組む子ども(野田地内で)
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