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鶴岡JC講演会 安藤さん招き“イクボス”学ぶ

イクボスについて理解を深めた講演会

 仕事と私生活のより良いワーク・ライフ・バランス(WLB)を推進し、部下やスタッフの人生の応援と企業組織の成長を両立させられる管理職や経営者を指す「イクボス」をテーマにした講演会が24日、鶴岡市の出羽庄内国際村で開かれた。講師を務めたNPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さんからイクボスの行動指針などを学んだ。

 公益社団法人鶴岡青年会議所(JC、佐藤航理事長)の輝く女性発信事業として開催。約170人が参加した。

 安藤さんは1962年生まれ。2男1女の父親。出版社やIT系企業など9回の転職を経験。2006年に父親の子育て支援・自立支援事業を展開する同NPO法人を設立。主な委嘱委員に厚生労働省イクメンプロジェクト推進チーム座長など。

 「WHAT IS イクボス~誰もが思いきり挑戦できる職場環境づくり」と題したこの日の講演で安藤さんは、国の推計で50年後に3割減とされる生産年齢人口をはじめ、長寿命化、共働き世帯と家族の介護を抱える社員の増加、余暇と仕事の両立を優先する価値観へのシフトといった、社会構造や働き方に対する考え方の変化を踏まえ、「人生のパターンは多様化した。人生100年を楽しく生きるためには生涯にわたる学びと学びに費やす時間が必要。さらに、イクボスの推進は企業組織の重要な経営戦略の一部でもある」と、イクボスが必要とされる背景を説明。

 その上で「イクボス十か条」の▽子育てや介護への理解▽ダイバーシティな経営▽社内の育休制度や労基法に関する知識▽組織でのWLB推奨▽人事の配慮▽業務改善▽時間捻出▽WLBを重視した経営を求める提言▽有言実行▽自らもWLBを重視する―といった行動指針のキーワードを紹介し、「壁に貼って毎日見てもらいたい」と呼び掛けた。

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