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宇部日報社

資源回復へトラフグの稚魚放流

稚魚の右胸びれを切除する関係者(秋穂西の堤防で)

 年々減少しているトラフグの資源回復を目的に、山口県水産研究センター内海研究部と県栽培漁業公社は9日、山口市の秋穂湾にトラフグの稚魚4万匹を放流した。稚魚は秋穂東の同公社でふ化させ、7センチほどの大きさになるまで養殖池で育てた。

 放流作業は秋穂西の堤防付近で行われ、地元の漁協組合員や県職員ら約30人が参加した。追跡調査の目印となるよう、4万匹のうち1万5000匹の右胸びれを1匹ずつハサミで切除し、ホースを通して放流した。稚魚は回遊しながら成長し、2年後には体長が20㌢以上になって瀬戸内海海域での採捕が可能になる。同センターの職員は市場に出向いたり漁業者からの報告を受けたりして、トラフグの成長状況や水揚げ場所などの調査を行う。

 調査は、近隣7県の連携事業。切除するひれを変えたり、魚の耳石を染色することで放流場所を特定し、より効率的な放流活動に役立てる。同センターの岩政陽夫さんは「他県との連携事業を継続して行い、トラフグの資源回復を目指したい」と話していた。    

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